Keijiです。
今日は恩師から学んだ、心に刺さった言葉に関して。
「良い作品を作るためにはどうすればいいんだろう。。。」
18 歳から志したデザインの分野で、
日々学校でクラスメートと学校に泊まり込みながら、
悶々と悩んでいたことを、時折思い出します。
その頃、自分がまさかビジネスの分野で活躍しよう、
MBAにいこう、などとは想像もしていませんでした。
その時期から現在も一貫して感じるのは、18歳のときに恩師に出会わなかったら、
今の自分は全く違った人になっていたのだろうと思います。
大学学部時代は友人とともにデザイナーを志し、
デザインの基礎、例えば、彫刻、建築図面、色彩論、
プログラミング、コンピュータグラフィックス、 等を勉強し、
2年からはそれぞれの分野に分かれ、おおよそ3ヶ月毎に与えられる課題に対して、
時には徹夜し、寝袋で寝たりしながら作品作りをしていました。
私の恩師はグラフィックデザインの世界ではとても有名だった方で、
学部生に対してはとても厳しい方でした。
どれだけ(何日も)徹夜してアイディアを持っていっても、
面白くないものは面白くないと一蹴されました。
常にとてつもなく怒られていたという記憶が残っています。
そんな教授に、すばらしい作品をつくるためには
どうすればいいのか、と尋ねたところ、
「一日に7回感動しなさい」
と言われました。
それは、自分の感受性が豊かにならない限り、人の心を動かすような
作品は作れないということを意味しています。
それはデザインの世界でなくても同じだと感じます。
それが作品だろうか、事業だろうか、何かのプロジェクトだろうが、
新しいことを始めたり物事を前へ進める場合は、人の心を動かす必要があります。
それらに関わる人だったり、その商品を購入するConsumerだったり。
社会人になってからは、日々の忙しさとストレスの中にどっぷり浸かり、
自分が何に感動するのか、意識することがとても少なくなったと思いました。
時には時間を取り、何が自分の琴線に触れるのか、
どんなことに心を動かされるのか、足を止めて考えることも必要だと思います。
最近、GMBAの授業で学んだことを、自分の会社の現状と照らし合わせ、
何が問題で、何を変えなくてはいけないのか、日々考えています。
その中でも本当に大切なのは、「どんな商品をUserは本当に求めていて、
心の底から感動をするのか」ということだと思います。
それを実現するために必要なことを、卒業後に実行していきたいと思います。
自分が感動することを怠らないようにしながら。
Keiji
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