2014年3月27日木曜日

興味の所在(GMBAブログ)

Keijiです。

今とっているMarketing Engineeringという授業がとても興味深い今日この頃。
数字からMarketing上のDecision Makingの要素を導き出すという授業で、
おもにSTP(Segmentation, Targeting, Positioning)を扱っています。

意思決定をするための判断要素を算出したのち、
そのあとどうやって決定するかは、各々のやり方があります。

ME


一方、今取っているアントレの授業も徐々に面白くなってきて
先日は地元の起業家Menlo InnovationsのRichard Sheridan氏が話にきていて、
"Joy"をキーワードにしたそのユニークな経営方針を語っていました。
いやーおもしろかった。今度クラスメートと会社訪問に行く予定です。
(ソフトウェアの会社なのにPCが2人に1台しかない、
 子供や犬は職場に連れてきて一緒に会議に出でもOK、
 クライアントも子供や犬を連れてきてもいい、等)
http://www.menloinnovations.com/

Menlo


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他にもいくつか授業をとっていますが、
このTermでMBAの授業はもう終わりということもあり、
僕の興味の中心は、授業の中にはなくなってしまいました。

いまは、
 ーいままで学んだことから自分なりの考えを形にしてまとめること
 ーMBAで学んだことをもとに、学べなかったことをどうやって学ぶのか
 ー今後のキャリアプランをどう作るのか
ということばかり考えています。授業以外の読書も増えてきました。

先日先述したアントレプレナーの授業を教えている、
ある会社のFounder・CEOが面白いことを言っていました。

 「実際の起業はMBAでは学べないんだよなー」

MBAで授業を教えながら矛盾していますよね。
でも的を得ていると思います。

MBAで学べることと、MBAでは学べないこと。
重要なのは、MBAを通して授業や経験やネットワークを通して
 ー自分が何をやりたいのか?
 ーどうしたらそれができるのか?
 ー誰とするのか?
 ーいつするのか?

BoPのTed London教授が言っていたことが頭をよぎりました。
以前のブログで,

一方、BoPに対する批判の声も聞こえます。
貧困層でビジネスをやることは、貧困を悪化させているのではないのか。
よく聞かれるのが「Are BoP ventures good or bad for the poor?」という質問です。
しかし、人口問題も含め大きな問題に直面している中で、私たちが考える必要があることは
「How can BoP ventures work better for the poor?」ということだと、教授は強くおっしゃっていました。

と書きました。
MBAに置き換えてみると、
「MBAは高い学費と貴重な時間を割く価値があるものなのか?」
ではなく、
「どうやったらこの経験を価値あるものにできるのか?」
と、考えることが重要なのではないでしょうか。

逆説的に見ると、MBA持ってるから全員が優秀、
なんてことは絶対にない、ということが言えます。
すべて自分次第。

MBAというものに足を突っ込んでから、
変わった自分と、変わらない自分の両方を感じることができます。

まだまだダメなところがいっぱいですが、
 頭でっかちにならず、
 常に謙虚な姿勢を持ち、
 人の話をよく聞きき、
 かつ、自分の信じることは最後まで貫くこと。

相変わらず遅々とした歩みですが、
少しずつ前に進んで行きたいと思います。

2014年3月13日木曜日

突き進むこと(GMBAブログ)

Keijiです。

Winter Bに入り、これで新しくとる授業を選ぶのも最後になりました。
MBAも終わりに向かっています。

Spring Break中に読書をしました。
Jeff


英語ばかりの毎日による日本語の
活字欠乏症を治すのにはもってこいでした。

彼らが成し遂げたことは、MBAに参加している"だけ"では
学べるものではないでしょう。
シンプルに本当にこの人達のやっていることは面白い感じました。

先週、はじめてTESLAのショールームに行ってきました。
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イーロン・マスクが携わったPaypal、スペースX社(ロケット)、TESLA。
輝かしい金融でのキャリアを捨てて、ジェフ・ベゾスが立ち上げたAmazon。
一見何も関係無いように見えるこれらの事業にも共通点があります。

まわりからどんな反対をされようが、否定をされようが、
自分が信じることを実現するために、
ものすごいエネルギーで突き進むということです。

一般論やまわりのアドバイスが必ずしも正しいとは限りません。
自分が信じることを誰もが注げないほどのパワーで前進させることが、
新しい未来をつくる上で重要なことだとつくづく思いました。

 けいじ