ミシガン大学(Ross School) GMBA生の徒然日記 (2014)のKeiji第二回目の投稿をしました。今回は一回目に続き、キャリアパスのお話です。
「今やっていることってどんな意味があるの?」
http://blog.livedoor.jp/rossgmba/archives/26885694.html
ちなみに一回目はこちらです。
「4番バッター続きます(ホームラン。。。打てませんが)」
http://blog.livedoor.jp/rossgmba/archives/26382939.html
2013年4月24日水曜日
Financial Accounting
日本Sessionの後半は、Financial Accountingの授業を集中的に受けています。
MBA生というのは、様々なバックグラウンドを持っている人が多く、
主に経理や金融のバックグラウンドをもっている同級生は、
この授業を受けるにあたり、相当のアドバンテージを持っているようです。
私自身は、事業戦略やマーケティングという、
ある意味ぼやっとしたバックグラウンドのため、
なかなか理解が進まずかなり遅れをとっているのが現状。。。
しかし重要なのは、Financial Statementから何が読み取れ、
それを経営判断にどう活かすことが出来るのか、
その数字の背景には何が隠れていて、それをどう具体的に
読み取ることができるのか、ということだと思います。
どんな授業を、ただ受講するだけではなくて、
そこから自分の血や肉になるものをどのように見つけるのか、
ということが極めて重要だと感じます。
まさに、如何に”身に”つけるか、に集中して授業を進めていこう。
2013年4月18日木曜日
今やっていることってどんな意味があるの?(GMBAブログ)
こうやって思っている人って結構多いのでは、と思います。
今回はKeijiの第2回目の投稿です。
書き出しは前回のKazuの投稿をまねてみました笑
前回の投稿で、自己紹介とともに私の1本の芯について触れました。
つまり、私の少しだけ変わったキャリアの変更
(デザイン→国際協力→研究者ではなくビジネス)のなかで、
変わらない物は何なのか。
ここをお話しすると、なぜ今GMBAに参加することに
なったのか、に繋がってきますので、少しお話させていただきます。
数回に分けて投稿しますね。
私のキャリアは、デザインから始まりました。つまり”ものづくり”です。
絵もうまくないしセンスも良くないのに、「なんか格好いい物作ってみたい」
というとても不純な動機で、芸大のような学部がある大学に入学しました。
入学順位はビリでした泣
そこで幸いにも人生の恩師に出会い、国際協力活動にも精力的に参加しました。
ゼミの親友たちと寝食を共にしながら活動を続ける中で、
「ものを作ることってどんな意味があるのだろうか」
という根本的な疑問を持ちました。
自分としてはがんばって書いたので、
修士論文のまえがきに記した文章を引用します。(固いですが、、、)
筆者は4年の間の、芸術工学を通じたデザインを学んできた.様々な“もの”を生み出すプロセスを通し、すばらしい作品を作ることを目指すと同時に、作ることとはどういう意味を持っているのか、ということに疑問を持ち始めた.産業革命を経て大量生産が可能になった社会は、世界全体を規格化したことの代償に、以前は富裕層のみしか得られなかった恩恵に多くの人々が与ることができたのは事実である.しかしその歪みが、私たちが生きる地球の許容量の限界を超える可能性があるという形で、現在の私たちを苦しめている.筆者はその答えを、私たちがその恩恵に与っている“資源”に関する議論の中で求めたいと考えていた.デザインを学習してきた中で、「もの作り」に用いる素材に触れてきた.特に楮を用いた手透きの和紙という天然の素材から作り上げる作品を通し、素材、つまりは自然資源のすばらしさや豊かさを感じてきた.現在私たちが生活する環境は、特に日本を含めた先進国において、生活の周りを人工物に囲まれていることが一般的である.人工的に様々な資源を適切な形に加工及び利用して、その価値を最大限に高めることによって豊かさを求めてきた結果である.一方、人間はその恩恵に与りながら、逆説的に恩恵に求めすぎているのではないかと感じることも多い.
そう考える中で、自分でデザインを通したモノ作りをし続けるのではなく、
そもそもその仕組みってどうなっていて、何が問題で、
どうすればそれらを解決していけるのか、
どうすればそれらを解決していけるのか、
というところを根本から分析し、それらを深く見つめてみたくなったのです。
”デザイン→国際協力→研究者”と意思が変わってきたのはこの頃からです。
ここでデザインから国際協力に専門を大きくシフトし、
大学院から経済学を、しかも英語で学ぼうという無謀な挑戦がはじまりました。
(それはそれは大変でした。。。)
******
続きは第3回目の投稿にてまた書かせていただきます。
”国際協力→カンボジア→研究orビジネス”と変化があり、
社内留学選考への応募も含めた、MBAに至るまでの流れをご紹介します。
社内留学選考への応募も含めた、MBAに至るまでの流れをご紹介します。
大阪SessionのFinancial Accountingももう少しで終わります。
本日の投稿はKeijiでした。
明日はMakotoさんです!乞うご期待!
2013年4月13日土曜日
Samsung Corporate Vistiしてきた
Samsung
広報担当者から大学向けに、30分程度の極めて表面的な説明を受けたあと Samsung本社内の Showroom と Store を見学(Store は本社の地下1 階)。
本社はカンナムの駅直結の一等地にあり、大きな本社ビルはブランディングも兼ねていると感じた。
広報担当官の話から、「Samsung は Sony を抜いた」等の説明とともに、様々なランキングを見せられた。売上や利益から見れば、現段階ではそのとおりだと思う。 はっきり言ってとても強い企業だ。
一方このような批判的な見方もできるだろう。 Samsung は Innovative な商品を作り出すことをせず、どの企業よりも早く、そしてコスト競争力を発揮しながら市場を広げることを実施してきた。
スマートフォンを始めとする Galaxyの躍進がそれを物語っている。
しかし、類似商品を出しつづけることが、この社会を変革することやするために、またはより良くするために重要なのか?と疑問を持った。
それが強くなればなるほど、社会は変革する機会を逃し、最終的にはコストのみの戦いでどの企業も同じ物をつくる、というもっともつまらない社会になってしまう。
大事なことは、今までになかった商品、サービスを作り出し、それをもとに社会を作っていくことが重要で、その部分は根本的にはスピードの勝負ではない。
MBA を通して、Sony, Samsung, Apple を始めとしたメーカーの歩みを比較しながら、果たして何が必要なのかというところを、自分なりに独自に見出して見たいという気持ちが、強くなってきた。
広報担当者から大学向けに、30分程度の極めて表面的な説明を受けたあと Samsung本社内の Showroom と Store を見学(Store は本社の地下1 階)。
本社はカンナムの駅直結の一等地にあり、大きな本社ビルはブランディングも兼ねていると感じた。
広報担当官の話から、「Samsung は Sony を抜いた」等の説明とともに、様々なランキングを見せられた。売上や利益から見れば、現段階ではそのとおりだと思う。 はっきり言ってとても強い企業だ。
一方このような批判的な見方もできるだろう。 Samsung は Innovative な商品を作り出すことをせず、どの企業よりも早く、そしてコスト競争力を発揮しながら市場を広げることを実施してきた。
スマートフォンを始めとする Galaxyの躍進がそれを物語っている。
しかし、類似商品を出しつづけることが、この社会を変革することやするために、またはより良くするために重要なのか?と疑問を持った。
それが強くなればなるほど、社会は変革する機会を逃し、最終的にはコストのみの戦いでどの企業も同じ物をつくる、というもっともつまらない社会になってしまう。
大事なことは、今までになかった商品、サービスを作り出し、それをもとに社会を作っていくことが重要で、その部分は根本的にはスピードの勝負ではない。
MBA を通して、Sony, Samsung, Apple を始めとしたメーカーの歩みを比較しながら、果たして何が必要なのかというところを、自分なりに独自に見出して見たいという気持ちが、強くなってきた。
社会人五年→学生生活
30になったとたんに、久々に学生に戻りました。
でも、ただ学生だった頃と比べると、
実際の仕事をイメージしながら、
学問に触れることが出来るという点が、
やはり大きく違うと痛感する。
現在のプログラムでは、最初の三ヶ月は韓国、日本、中国をまわり、
合宿形式でインテンシブの授業を実施している。
授業自体は、先生をミシガン大学から招いているので、アメリカで実施しているのと同じ内容になっている。
ただ、合宿形式で相当にタイトな関係を築きながら授業を進めるため、クラスメートとの距離の縮まるスピードが異様に早いことが特徴だ。
今は日本セッションの真っ只中で、コミュニケーション、統計、ミクロ経済学の三つのクラスが終わった。
なかなか思うように進まないことが多い中、ここで得たものを以下に今後、会社に、そして社会に還元するためにかつようできるか、それを如何に最大化するのか、というところが、最も大事だ。
それらを文章にもしながら、見える化し結果としてきちんと残していきたい。
でも、ただ学生だった頃と比べると、
実際の仕事をイメージしながら、
学問に触れることが出来るという点が、
やはり大きく違うと痛感する。
現在のプログラムでは、最初の三ヶ月は韓国、日本、中国をまわり、
合宿形式でインテンシブの授業を実施している。
授業自体は、先生をミシガン大学から招いているので、アメリカで実施しているのと同じ内容になっている。
ただ、合宿形式で相当にタイトな関係を築きながら授業を進めるため、クラスメートとの距離の縮まるスピードが異様に早いことが特徴だ。
今は日本セッションの真っ只中で、コミュニケーション、統計、ミクロ経済学の三つのクラスが終わった。
なかなか思うように進まないことが多い中、ここで得たものを以下に今後、会社に、そして社会に還元するためにかつようできるか、それを如何に最大化するのか、というところが、最も大事だ。
それらを文章にもしながら、見える化し結果としてきちんと残していきたい。
GMBAブログ開始
同期で下記のブログをはじめました。
2週間に一回のペースで順番にMBA生活の状況を更新していきます。
ミシガン大学GMBA生の徒然日記
http://blog.livedoor.jp/rossgmba/
2週間に一回のペースで順番にMBA生活の状況を更新していきます。
ミシガン大学GMBA生の徒然日記
http://blog.livedoor.jp/rossgmba/
2013年4月4日木曜日
4番バッター続きます(ホームラン。。。打てませんが)(GMBAブログ)
初めまして。
4番バッターのKeijiです。
30才、独身、愛知県出身。
4番という名の下、ホームランが期待されるかと思いますが、
まずは平凡なヒット(自己紹介)からはじめさせて下さい。
大学ではグラフィックデザイン、大学院では開発経済学を専攻しており、
後者の時間の中で、在外専門員としてカンボジアに1年間滞在していました(某独立行政法人にて)。
その間、NGO活動にプロジェクト・マネージャー等、5年ほど従事し、
国際機関のサポートをもらいながら、中南米・アフリカでプロジェクトを推進していました。
その後、博士後期課程に進学することを考え合格するものの、ビジネスの世界に入ることを決意し、
現在は、某メーカーの事業戦略、海外マーケティング部に所属しています。
主に中国エリアを担当しており、2~3ヶ月に一度は上海に行き、
現地と協議しながら商品導入やマーケティングプランの立案をしていました。
その後、社内留学制度に運良く合格し、幸いにもGMBAに参加することが出来ました。
卒業後は会社に戻り、世界の各地に飛び回りながら、
海外マーケティング、事業戦略、商品企画に従事し、
最終的には会社を大きく変革する強い力の一つになりたいと考えています。
GMBAの本当に素晴らしいと思う点は、すでにブログを書いている
Kazuさん、Naoさん、Mitsuさんを始めとする素晴らしいクラスメートと
極めてタイトな関係を築きながら、授業に集中できることです。
現在は3月の韓国セッションが終わり、大阪セッションの最中ですが、
単にMBAにて授業を受けているだけでは得られない深~~い関係が構築出来ます。
皆さんに出会ってから1ヶ月半も経っていないのに、
すでに昔から知っているような関係になっており、とても不思議な感覚です。
今後の人生において、腹を割って話ができる親友をつくる絶好の機会と感じています。
卒業後もビジネスの世界で活躍していきたい!と奮起している方には絶好の機会だなぁとしみじみ思います。
次回以降はクラスの進捗と私の少し変わったキャリア(デザイン→国際協力→研究者ではなくビジネス)
についてお話します。
(一見関係無いように見えて、一本太い芯があるのです)
明日はMakotoさんの番です!お楽しみに。
本日の投稿は自己紹介とクラスの状況を紹介しました。
Keijiでした。
登録:
投稿 (Atom)