2013年8月22日木曜日

生みの苦しみ(GMBAブログ)

Keijiです。 
コアクラスが終わって今頃クラスメートたちは、 
短い休日を楽しみ、溜まった疲れを解き放つために、 
世界各地に飛び散っていることだろうと思います。

私は少しの間ですが、ニューヨークへ来ています。
11年ぶりの訪問でしたが、以前は改修中だったMOMAにも行くことができました。
忙しい中、現地で相手をしてくれた 
えいこさん、みさきちゃん、ありがとうございました。 
たくさんのいい刺激をもらいました。 

今回はいろいろな人と話していて気づいた部分を書きたいとおもいます。 

コアクラスが終わり、選択科目がもうすぐ始まります。 
ある人は専門性を伸ばすために自分のバックグラウンドを強化する。 
別の人は視野を広げるために、様々なジャンルにチャレンジする。 
自分の今後目標とするキャリアパスのための選択をしています。 
どんなジャンルにおいても、ある道を極めようとした時に、 
共通する部分があると思いました。 

「生みの苦しみ」 

私がデザイナーを志していた時、
常に斬新な表現を生み出し続けることは 
本当に大変なことだと感じました。 
その後、研究者になることを考えてた時は、 
今までにない新しい提案や切り口を見つけるのに、 
四苦八苦していました。 
ある研究者は、それを茨の道だとおっしゃっていたのを覚えています。 
今の会社に入って感じたことは、 
今までにない新しい商品で 他社に対して圧倒的な差異化をはかるのは、 
簡単なことではない、ということです。 

それぞれ、その提案に価値があり誰も考えたことがなく、 
それらが適切なタイミングかどうか(早くてもおそくてもだめ) が
極めて重要な点で共通することだと思いました。 

要はつまりどれを選んでも同じってことです。 

大切なことは、いかに自分にあっている分野を選んで、 
そこで活躍できるか、ということだと思います。  

自分にあっているものを選ぶ方法は? 
何にでも果敢にチャレンジし続けることしかないですね。
自分にも言い聞かせながら。 
やるっきゃないっす。 

Go blue!!

Keiji

2013年8月8日木曜日

チームの能力を最大化すること(GMBAブログ)

keijiです

「ケーススタディーってどうやって進めてるの?」
今週末に引越しを控えているのに、
忙しいのを言い訳に、荷物をまとめる気がしなくて困っています。
引越しといっても歩いて10分ほどの距離の場所ですが。。。

最近、アナーバーもだいぶ涼しくなってきました。
あれ、でもまだ8月なのに。。。。
つまり、極寒の冬への恐怖が日に日に増してきています。。。

***

さて、本題へ。

コアクラスを通し、ほとんどの授業において、
グループで問題を解決することが求められています。
どのMBAコースでも求められることです。

1375900662464














特にケースを使った授業では、グループワークの比率が高く、
さまざまなメンバーとチームで一つのことに取組みます。

このクラスに所属するメンバーは、優秀な人が多いのですが、
一人ひとりが優秀であればグループワークはうまくいくのでしょうか?
それはまったくの誤解です。

一人ひとりが素晴らしい方々なのに、全然最後まで結論がまとまらず、
逆にそれぞれが勝手なことを主張して、歯車が噛み合わない場合もあれば、
当初はうまくいくか疑心暗鬼だったにもかかわらず、議論が面白いくらいに噛み合い、
テンポも良くて、全メンバーのコンセンサスを得ながら最大の効果が発揮出来る場合もあります。

それは、人と人の組み合わせがどのように効果を発揮するのか、ということなのですが、それを事前に把握するのは割りと難しいと思います。

社会で活動するためには、一人でなく様々な人々と関わりながら、
チームで物事を前に進めていきます。
そのチームメンバーのシナジー効果を最大化することは、
どの組織においても重要な課題です。

  • ある人は強引に議論を自分の意見へ持って行きたい。
  • ある人は全然違う方向へ持って行きたい。しかもゆずらない。
  • ある人は全然話を聞いていない。
  • ある人はそもそもやる気がない。
  • ある人は計算が強い。他は弱い。
  • ある人は文章を書くのが強い。他は弱い。
  • etc...
事例を挙げだしたらキリがないくらい様々なタイプの人々と、
これから関わりながら、一つのチームとして、
一つの物事の対して判断をしていかなくてはいけません。

そのためには、それぞれのメンバーの特徴を掴み、
各メンバーの秀でている部分を見つけ、
それをグループの力として活用する
ところまで、
導いて行く必要があると考えています。
    私自身それらをどうやっていくのか、まだまだ精進しているところですが、
    グループワークを通して、実際に多くの人びとと深く話し、多くの学びがあると感じています。

    ここの部分はある程度経験値がものをいう側面があります。
    今後もできるだけ多くの組み合わせを経験し、多くの経験値を蓄積していきたいと思います。

    マーケティングのクラスもあと少し。
    頑張りながら楽しんでいきます。

    keiji