2013年7月25日木曜日

責任を感じること(GMBAブログ)

Keijiです。


MBA生活も5ヶ月が経過し、
コアクラスの授業のスピードに慣れてくる中で、
卒業後のことに関して深く1人で考えたり、
クラスメートと議論したりする機会が多くなってきています。


今まで、大学受験、大学院受験、インターン、就職、MBA受験を、
なんとかギリギリでこなして行く中で、
今まで関わった組織や人々に大きな影響を受けて、
今の自分は形成されているということを強く感じます。

その中で、自分に影響を与えていただいた多くの方々に感謝するとともに、
それらに対して責任を持つ必要があると感じています。


現在のGMBAのクラスに参加するほとんどのメンバーは、
会社社費派遣です。ファミリー企業の場合(つまり親が社長、等)も
ありますが、私のように一般企業で選抜されて
派遣されている人々も多くいます。
つまり学費は会社が支払っているということです。


ご存知の方も多いと思いますが、
MBAの学費はどの学校をとってもやたら高いです。
私が初めて知ったときは、まじめに0の数を1つ間違えたほどです。


いま私が頂いている投資に対して自分がどう責任をもち、
如何に今後の会社や社会に貢献することができるのか、
学生生活を送る中で常に頭の中に入れ続ける必要があると感じています。


また、今会社でビジネスを良くしようと切磋琢磨している
上司、先輩、同期、後輩の方々がいる中で、
現状自分が何もできないということに対しては、
強いもどかしさを感じています。


急速に変化するマーケットの中で、
自分が帰る頃には何がどう変わっているのかは分かりませんが、
今自分にできることは、目の前のことに最大限集中し、
卒業後に貢献できることを目一杯増やすことに他ありません。


「焦らず焦る」


難しいですがその心持ちを忘れないようにしたいと思います。
また、大学院の恩師に伝授された言葉で、私が好きな言葉があります。


「パニックになれ」


人は弱い生き物で、何かに追われたり締め切りが
あったりしないと、なかなか自分のお尻を叩くことができません。
パニックになったとき、いったん生産性は下がりますが、
頭が混乱する中で、如何に現状から最善の手順で
物事に取り組むことが良いのか、限られた時間の中で
死ぬ物狂いで考えることができます。
私が修士論文を書き上げたときはそのような感覚でした。


まずは弱い自分がいることを認め、それに甘んじず、
今できることは何だろうと常に考え続けることが大事だと思います。


ストラテジーのクラスも半分が終わりました。
毎日図書館にこもりきりですが、さぼり気味の運動もしながら、
集中力を高め続けていきたいと思います。

2013年7月11日木曜日

決断の連続(GMBAブログ)

Keijiです。

Financeの授業が始まり、このあとのコアの授業は、
マーケティングとストラテジーのみになりました。
めまぐるしく進む授業に、日々精一杯です。

さて、つい先日、結婚することに決めました。
ずっと、35歳くらいまでは相手が見つからず、見つかってもなかなか
結婚まで踏み切れないかなぁ、と思っていたのですが
今回は不思議とまったく迷いがありませんでした。
そう思った時が、”決断”の時なのかもしれません。

すこし時間は空きますが、数ヶ月後から妻もアメリカにきて、
一緒にアメリカでの生活を始めます。

我々には、生活環境という意味でも様々な変化があります。

 異動、転勤、留学、引越し。

環境だけではなく、さまざまな変化は人に考えさせるきっかけを与えてくれます。
その度に、私たちは限られた情報の中から最適な解を見いだし、
最終的には直感で判断をしなくてはなりません。

会計やファイナンスの授業で、現在価値と未来価値を算出することに関して学んでいます。
その際に、それぞれの価値を算出する上でのリスクに関しても、学んでいます。
つまり、現時点の基準にてさまざまな決断をする上で、
現在価値や未来価値を使うことはできますが、
その基準が変化した時、つまり例えばリスクが悪い方に変化した場合、
そのときの予測は使い物になりません。
予測を間違え、大きな経営判断の失敗をしている様子を、
現在の市場でもよく見かけます。

つまり
 ・未来は誰にもわからない。
 ・その上で、様々な判断に使用できる知識や経験や視点を養う。
 ・そうすることによって、判断を間違える確率を下げる。
ということはできると思います。もちろん大事なことです。

しかしそれだけではなく、大きな岐路に立たされたときに、
どのように決断をしその判断を周りの多くの人たちを巻き込んで、
時には大きな反対や批判をされながらも彼らを説得して、
明確に実行できるかどうか、ということが求められると考えています。

Leadership Developmentの授業で、ある統計データを見ました。
MBAを取得した人の中で、企業のCEOになる人の確率は、高いわけではありません。
むしろ、想像していたよりもとても低い統計データでした。
(おそらく大企業がメインのデータだと思います。出典があいまいですみません)

私の視点も同じで、MBAをとるだけではその価値を最大化できません。
数字が物語っています。

これをもとに、自分が何を目指したいのか、どういう人になりたいのか、
何を達成したいのか、どうやって生きていきたいのか、を考える必要があります。

私は、大きな決断を、明確な意志をもって実行できる人になりたいと強く思います。