2014年2月27日木曜日

デザインとビジネスを融合するってずっと思ってました(GMBAブログ)

Keijiです。
今日はぼやっとしたことを書こうと思います。
そんな気分です。

誰にでもきっかけってあると思います。
日テレがHulu Japanを買ったり、
Lineが衝撃的なビジネスプランを発表したり、
何かきっかけや衝動があって、物事ってきまっていきますよね。

私は、暗黒の中高時代にふと美術で描いた一つの絵から、
グラフィックデザインの世界に進もうと決め、
そこから自分の“専門”のスタートをはじめました。

で、徐々に自分へのFitnessへなんか疑問を感じ、
国際開発に行ってみて、その後ビジネスに転身したら、
なんか一番Fit感があった、という感じです。
手探り感満載でした。時間がかかった。。。

まわりのMBA生の高学歴な感じを横目で見ていると、
自分はだいぶ違ったなぁとつくづく思います。

デザインをやっていた時から、
旧友たちと夜な夜な、出来もしないような壮大な夢を語っていました。
自分の能力や現状を全く考えない、めちゃくちゃ自由な発想でした。

今思うと、実は今後求められていくのは、
デザインとかビジネスとか国際協力とか、
そういう垣根にとらわれない、
新しい価値を生み出すものなような気がしています。

新しい事業や商品を考えるにも、
戦略やマーケのプランだけ語ってても、
かっこいいものなんて出来やしません。

おしゃれなで完璧なデッサンをかけても、
それをプランニングからインプリまで、
しっかり落としこんでいかないと、
いいアイディアも潰れます。

既存の産業とか決まりにとらわれない新しい価値を生み出すもの、
そんなものを作っていくことに関わっていきたいと、
ぼやっと感じる今日この毎。

IDEOを始めとするDesign Thinkingもその一つ。
同じ会社の社費留学している先輩が、おもしろい記事を共有してくれました。

「戦略コンサルティングの次にやってくる「頭脳」は?
頭角を現すデザインコンサルティングの仕事とは」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130716/251108/

こういう会社だけでなく、企業内でもそんなカルチャーを作るべきだと。

デザインとビジネスの2つのバックグラウンドを
きちんと活かせる道を見つけたいと思います。

Keiji 

2014年2月13日木曜日

「でさ、ぶっちゃけMBAって意味あるの?」(GMBAブログ)

Keijiです。

授業に慣れてきたこともあり、
MBAの最も忙しい時期は過ぎ、
これからどういうところに着地しようかと
多くの学生が考えているところだと思います。
このGMBAブログもいい機会になっていますが、
MBAの意味や価値を継続的に考えている人も多くいるでしょう。

ここ最近、日本にいる複数の方々から、
  • MBAに行ってどうなのか
  • 何がいいの?行ってよかった?
  • Rossの授業や環境ってどう?
ということを聞かれ、電話等する機会が増えてきました。
mbaworth
正直なところ、おそらくMBAの現学生は、
MBAを取得することを正当化したいという気持ちはあると思います。
なぜならすでに来てしまっているから。卒業生もしかり。

これからMBAに来ることを考える人は、
タイミングや費用、家族、仕事、健康状態、等々、
色々な項目を検討して入学するかしないかの
意思決定をすると思います。

これから受験する人のモチベーションを
下げるつもりではないですが、実際のところ、
”MBAを持っている”からといって
“自分の価値”が飛躍的に高まるか?といったら、
必ずしもそうではないと感じています。

確かに目ん玉が飛び出るくらい素晴らしい先生もいるし、
今までになかった面白い経験ができることは間違いありません。
議論のポイントは、
1,果たしてMBAに来たことで飛躍的に人材の市場価値が高まるのか、
  もしくは
2,市場価値の上昇する可能性が高い人が集まってるから、
  結果的にそうなっているのか。
(何が人材の市場価値の評価基準なのかも議論点ですが)

じゃあ実際のどうなのか。

両方あり得るとは思いますが、
私は2の傾向が強いと思っており
厳しいMBA受験を乗り越えて
(社費の場合は厳しい社内選考も乗り越えて)
高額の学費に値する経験を得ようと来ている多くの人は、
強い決意や情熱を持っている人が(確率的に)多く、
彼ら彼女らと切磋琢磨していける環境に身をおくことが
結果的にMBA取得者の全体価値を形成しているのだと思います。

人生はとても短いと感じる今日この頃。
それらが1だろうが2だろうが、
どんな環境に自分の身をおくか、
決められるのは自分だけであり、
もしかしたら限られた時間だけかもしれません。

まだまだ色々なことに振り回され、
精神的にも成長が足りないと思うことが多いと痛感していますが、 
今のこの時を後悔しない人生にしたいと強く思います。

Keiji